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むすめん。コンビ論に関する事例分析と若干の考察

夏休みの課題作文【後編】です。

 

!CAUTION!
・御承知のとおり、ド新規が浅い知識と情報で書いております。どうか広い心でご覧いただき、何か不具合がありましたらこっそり優しく教えていただけると助かります。
・記事の性質上、筆者の偏愛や妄想が多分に展開されることがあります。ていうかほとんどそれのみの記事です。あらかじめご了承ください。

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てか別にコンビじゃなくてもいいわけですよね?

 

全員でいるのも好きだし、一人ずつそれぞれ好きだし、数人での選抜ユニットも全部好きだし。
それなのになぜそんなにコンビにこだわってしまうのか?

という自分への単純な疑問がこの記事を書き始めたそもそもの動機です。


いわゆるびーえる的な要素についていうと、私自身は、あればあったで楽しいけど必須ではないという感じですし、コンビによっても、そうした要素があってもいい前提で推してるコンビと、そういう要素全くなしで好きなコンビというのがあります。
そこが必須でないとなると、なおさら「二人組」である必然性は特にない。なのになぜコンビなのか。


抽象的な総論だけでは話が進まなさそうなので、以下ひとまず事例分析。
例として好きなコンビを思いつくままに挙げて、どうして自分はその組み合わせが好きなのかを順番に検討していくことにします。

 

①白プリ(白服・気まぐれプリンス) ※後のコンビも同じですが表題メンバー名の左右に特に意味はありません。むしろ逆の場合も。

はい「2TOP尊い」。

6文字に要約できることをこれ以上書いても蛇足なのを承知で我慢できないので少し語ると、そもそも私は典型的にいうと「タイプの違う拮抗した実力者が普段は互いに素直になれないけど心の中では認め合っていて、力を合わせて困難を乗り越えたり目標を達成したりする」というパターンの物語がとてもとても好きなんですね。好敵手かつ戦友、みたいな。
どちらかというと少年マンガに多い設定だと思いますが、少女マンガだと「プライド」(一条ゆかり)とか好きでした。
もっと言うと、バディを組んで問題解決!でも全然いいんだけど、その二人が協力してチームを率いていると更にいい。ますますスポーツものの少年マンガっぽいですが。

それがむすめん。に当てはめると白服さんとプリンスなわけです。
二人ともダンスも歌も力があるのに、踊り方も声も全然違う個性。ビジュアルも、身長はそんなに変わらないけど色黒濃厚沖縄系と色白塩顔男子。
カリスマなリーダー(寡黙でコミュ障)と天才のサブリーダー(ムードメーカーで世話焼き)。
そして、そんなにタイプの違う二人なのに、踊ると息ぴったり。

 

完璧なバランスだ…!

 

それほどべったり仲良しな感じがなく(プリンスが白さんに敬語なのは個人的には萌えポイント)、だけどベースに確実な信頼と尊敬が互いにある感じ。
2TOPでみんなを率いるように踊ってる構図(OneTwoThreeのサビとか威風堂々の2番の後の間奏部分とか)が大好きですが、センターに他のメンバーを置いて両脇を二人がしっかり固める絵(たじファン、れんぼの前奏部分)もなかなか美しいですし、背中合わせになる形(自己中ズル脳のAメロ終わり部分、れんぼの1番Aメロ)もいいと思います。
背中を預けられるって、信頼して一緒に戦えることの象徴じゃないですか(「覚悟はいーいかー!」「共にゆこーおかーっ!」)。

というわけで私は白プリ神推しなのでこの2人ダンスのmagnetが生で見れたら何かを使い果たして来年あたり死ぬんじゃないかなと思います。でも見たい。

 

②くそプリ(ノックソ・気まぐれプリンス)

のっくんはいつまでプリンスの側にいられるんだろうか。
この2人を見ると胸が締め付けられる。ベースに「切なさ」があるコンビだと思う。

そのあたりを考え始めると深読みが過ぎて妄想があまり楽しくない将来予測に展開しそうなので全部は書きませんが、恐らくのっくんは、アイドルとかやらなくても余裕で人生を送れた人なんだろうと思うのです。
それが偶然、趣味の世界でプリンスと出会って、一緒に踊ったりプリンスの振付でイベントに出たり(その直前に体調崩して何かあったらぷんちゃんにって言い残したり)するようになって、「気づいたらこんなところにいた」。
気づいたら、と言うけれど、そこには少なからずのっくんの意思による選択があっただろうしもしかしたらこれからも大きな決断がいる場面が来るかもしれない。それを「イージーモード」と笑顔で言ってしまうのっくん(あんなに涙もろいのに)。
初ソロ『Heart Beats』の主コメ……。これを尊いと言わずして何を尊いといえばいいのかわからないよ私は。

ライブ映像で、正面向きののっくんと後ろ向きのプリンスが向い合せの形になってるときに、何か話すかアイコンタクトしてるのか、のっくんがすごい幸せそうな笑顔になる時があって。
でもなぜか儚くて、切ない。

普段はのっくんがプリンスをいじってるのに、ステージ上だとプリンスの方が強くて前に出るタイプでのっくんは(ソロとか)弱気になるっていう関係性は好きですが、だからこそ、のっくんの得意分野(?)であるmagnetをプリンスと踊ってほしい。
それが生で見れたら私は何かを全て使い果たしてその日の帰り道にでも死ぬんじゃないかなと思います。でもすごく見たい。

 

③白い弁当(白服・野崎弁当)

そこで一つ大きな決断をしたのが野崎さんなのかな、と。この人もアイドルやらなくても全然生きていけた人だったと思うのに。
白服さんのことはメンバーみんな尊敬していると思うけど、年上で結成前から一緒にいた野崎さんが、「圧倒的な人を導く力を持ってる」「こいつの力にならなきゃ」って言葉に出してリーダーを認めてきたことはすごく大きかったと思う。
頭が良くて分別もある大人だからこそ、野崎さんの決断は一つ一つすごく考えてその結論に至ったのだろうと考えると、その上で仕事辞めて上京して白服リーダーのもと歩もうとかほぼ結婚。尊い。

あと声の系統が似ているのか、歌でこの二人がユニゾンになるところ聴いてて気持ち良くて好きです(ラスリグとか)。
magnetを岡山で見れて良かったんですが、なんというか禁断の愛もこの二人の賢さと強さなら破滅に至らずにでも諦めずにちゃんと実現する手段を見つけられる気がした。

 

④兄プリ(にーちゃん・気まぐれプリンス)

安心して見ていられる仲良し2人。
兄がプリンスの才能を尊敬していて、その上でぷんちゃんの繊細なところとか危なっかしいところは全部自分が支えるんだ、という絶対の包容力が見えるのが好き。
プリンスは、いじられキャラだったり天然だったりしても基本的に気遣いの人で、自分から人に甘えてる場面はあまり見えないけど、兄にはいい意味で安心して甘えてるなーと思います。
兄プリラジオでのトークも勿論ですが、ライブの歌演目で、兄がハモりでプリンスを支えてる感じがすごく良かった。ビジュアル的にも対照的でバランスいいと思う。

 

⑤1月組(あおい・気まぐれプリンス)

もうもちろん、れんぼMVで二人でわちゃわちゃ遊んでるところ可愛いですよ可愛くないわけないじゃないか!
あと、二人で踊ってるOh My Wish!とかブレインストーミングとかダンス力爆発系の動画の兄弟子・弟弟子感が好き。
あまり喋らなくても踊れば通じ合えて考えてることわかるみたいな。

 

⑥北海道組(とみたけ・野崎弁当)

とみたんは、決してバカではないと思う。むしろ頭の回転速い。センスが良い。
けどどっちかっていうと、回転が速いからこそ、きっとこれ面白いとか言わなきゃって反射的に思ったことを結構踏み込んでぱっと言っちゃうところがあって、それを野崎さんはよく分かってて上手くフォローしたり叱ったり、ここは大丈夫だと判断したら逆に煽ったりしてるイメージ。
だからこそとみたんが攻めていけるってところもあるのかもしれない。その意味で、この2人はトークの相性が良いんだと思う。
声のバランスも、高めの声ではしゃぐ感じにしゃべるとみたんと、落ち着いたセクシーバリトンの野崎さんで、交互に話すのを聞いてて気持ちがいい。

あとは、鳥取で聞いた2人での歌がすごく良かった。

 

 

………はい。他にも好きな組み合わせ推せるコンビはいくらでもあるのですが、キリがないのでこの辺にして若干の考察に入ります。


これら①~⑥のコンビを分類してみよう(重複可)。


(1)関係性や物語が好き → ①②③

これは、さらに分析すると、物語(※妄想込み)として好きなパターンっていう要素と、そのメンバーの個性の中で自分が好きな一面がその関係性のときによく発揮されるっていう要素があると思う。

後者の例を挙げると、私は白服さんはいじられリーダーの時も可愛いと思うけど、カリスマ絶対王者(ちょっと黒服)なところがどちらかというと好きだったりして、①③はそれが見えるコンビなんですね私の中で。
のっくんの切なさとか儚さは魅力だとすると、それがすごく見えるのが②。
あーでもそれを言ったらプリンスの天才感が見えるという意味では①②だけじゃなくて④⑤もそうなのかな…。④は兄の包容力が見えるって意味でもポイント高いですよね。あと野崎さんの頭の良さ、深謀遠慮が見えるという意味では⑥もか。
え、結局全部? とするとこの後者の点は分類要素じゃなくて全てのコンビ推しの前提に常に存在するものなのだろうか。さらに検討が必要な点かもしれない。

 

(2)ビジュアルのバランスが好き → ①④

シンメかアシンメトリーかっていう話でいうと、私は身長差にはあまり萌えないんですけど、顔の系統とか体型?についてはビジュアル的にアシンメトリーな組み合わせが好きなのですね。

 

(3)演目、トークのタイプの相性が良い → ③④⑤⑥ 

でも例えば、magnetのダンスみたいに(1)の要素を相当乗っけて見てしまう演目は存在する。
むしろ、歌演目の声の相性とか、MCとかトーク系の番組とかの時に結構重要だと思うんですこれ。

 

以上のように、一人の人間が好きな例を挙げてみただけでも、いろんな観点で好きとか推せるとかいうコンビがあるし、複数の要素が絡み合って「好き」を構成しているんだなってことですね。
あくまで個人的にも試論の段階なので、より考察を深めたいところです。何かの役に立つことはないような気がしますがいいんだ楽しかったから。