(仮)

好きなことを好きなだけ語るためのブログ

待っているだけなんて、らしくないから

引き金は私が引いてあげるわ。

(※「Hysteric Bullet」の歌詞です。)



9月上旬、北海道公演のMCで、ぷんちゃんが何気なく口にした一言。

「47ツアーやから絶対に全部の都道府県に行くわけやん、まだまだこれから行くとこもあるから待っててな」

もう記憶曖昧だけど、確か「北海道で待っててくれたみんなありがとう」の流れの後だったんじゃなかったかなぁ。「北海道以外からこの会場に来ている人」、しかも「このツアー中盤にしてまだ地元公演が来ていない人」向けの言葉を、そこで言う。このひとのそういうところが、とても好きだ。

 

でも、私は、待てない女だった。



そもそも北海道公演は、もともと行く予定にない公演だった。

仕事の休日当番に当たっていたし、交代調整できたとしても、平日は富山に住んでる私にとって、金曜夜に新幹線で東京の自宅まで帰ってきて翌朝早くに羽田から飛行機、という旅程のハードルは低くない。それに、周囲のオタクに地元だったり推しの凱旋で北海道に強い想いのある人がたくさんいるのはよく知ってて、その中で私にとって北海道公演が「どうしても外せない特別な会場」か?と聞かれると、そこまででもない。確かに2年間、北海道に住んでた時期はあるけど、札幌からは遠い地域で、その期間中に札幌に行ったのは片手の指で数えられる程で、期間限定の赴任で行った人間にとって「北海道」そのものに帰属意識が生まれるところまでは行かなかった。

だから北海道はFC先行で申込してなかったのに、一般で、埼玉は当然のように取れなくて、あれ、北海道まだ〇だな…って思って、あ、×になった!って見届けたはずなのに、

そう、北海道に行かないと、また「次のライブ」が遠くなるな、って思ったんだった。

まず、8月は栃木茨城のチケットがなかったのでMeseMoa.の日が1ヶ月ぶりのライブになってしまっていて、それが終わったら滋賀公演があるけど大阪公演はチケットがなくて、そしたらまた長野までMeseMoa.のライブないんだ私、って。

そんなこと考えてたら、ふらっと戻りを見に行ってしまって、運命のように見えた△を拾ってしまった。

指が滑るにしても、往生際が悪すぎる。滑るなら、もっと早くに滑っておいてくれ。

それから仕事の調整をして足を押さえて参加した公演だった。だから、あのMCの「待っててな」が、すごく嬉しかった。待ちきれずに来てしまった人たちがここにいること、伝わってるんだって気持ちになった。




滋賀、北海道、長野福井、宮城秋田、福島山形。

どこも楽しかったな~~~。飛行機は北海道だけだったけど、いろんな新幹線、在来線、特急、高速バスにも乗った。この間に、ぷんちゃんは3回ソロがあった。私は2回(!?)推しチェキを引いた。

 

滋賀の日とか、まだ暑い時期だったよね? 写真を見返すと、私はノースリーブ着てる。

びわ湖線ってもっと車内から琵琶湖の景色が見えるんだと思い込んでたけど乗ったら全然だった。敦賀と米原を経由してきたら電車が遅れて、物販の集合時間にはほぼ遅刻、なんとか日替わりとくじを買う。駅を挟んで会場と反対側にある、ランチを食べに行ったカフェがめちゃ好みだった。また行きたい。

Maze No.9のツアーと同じ会場。あのとき腰を痛めて下手で椅子に座ってパフォーマンスしていたぷんちゃんを後方から、なぜかきれいに斜めの角度で開けていた隙間の視界でずっと見つめていたことを思い出す。今回は、比較的整番に恵まれた方で、センターでソロを歌うぷんちゃんを近くで見ることができた。今までのソロで一番意外な選曲。ぷんちゃんって歌うま!!!!!

大阪チケットないからその日のうちに富山に帰るつもりだったのに、もう幸せすぎて、好きなだけ飲むか!ってなって終電諦めて急遽一泊。学生時代みたいで不思議なわくわくとときめき。ファミマってこういうとき頼りになる、という知見を得た。

 

北海道は、上記の経緯で一般の戻りで取ったチケットだったから当然ほとんど最後尾くらいで入ったんだけど、下手後方に比較的余裕のあるスペースができてて、そこに滑り込んだら、目の前によく知ってる同担2人がいて縦3連みたいになった。めっちゃ楽しかったなぁ。ノザスケイプの1Aでぷんちゃんが下手で踊るとことか2Aの「乱サレタイ」とか、同じタイミングでみんな沸くの。後方でもステージよく見える箱で大感謝。

この日、とみたんはソロ以外にも殺生石とかMagic of Loveとか見せ場の多い曲がたくさんあるセトリで、他推しから見ても充実のパフォーマンスで、めちゃくちゃ良かった。私は、ライブ中9割はぷんちゃんロックオンで見てしまうオタクで、ぷんちゃんがかっこよければ十分満足して帰れるけど、その一方で、とみたんの歌のエネルギーがないと、どこかMeseMoa.のライブを見た気がしない。あのライブを「浴びた!」感の結構大きな割合をとみたんの歌が占めてるってことにあるとき気づいて、だから、この日はその点でもめちゃくちゃ満たされ度が高かった。

 

長野福井2days。

毎週のように自分が乗る北陸新幹線の深い赤に黒柄のシートが、ぷんちゃんたちがSNSに上げる移動中の写真に映り込んでることが無性に嬉しかった。2日とも富山の家から日帰りできる現場。嬉しいから何度も言っちゃうんだけど、富山に住んでて、ライブ2daysで泊まる荷造りしなくていいなんてこと、あるんだ…! 47ツアーってそれ自体が巨大な福利厚生で、「壮大なファンミ」って言ってるの、案外正解なのかもしれない。

この2daysは、連番をした。長野は特にそれによる楽しさが大きくて、終演後飲みに行ったお店良かったなぁ。あそこもまた行きたい。

福井公演のぷんちゃんのソロは「Talkin'Body」。トラフィックライト。のメジャーデビューは、水貴智哉という存在の誕生という意味でも、そうじゃなくても私にとっては産まれて初めて「ランキングのためにCDを買う」をした体験だったし、推しと話せる特典会に行くようになったきっかけでもあって、要するに一気に「オタク」として沼に転がり落ちた一大イベントだったから、当時の曲にはどうしたって強烈な思い入れがある。特にTalkin'Bodyには、あのとき一緒に戦った記憶が全部乗っかっている。

でも、この日のTalkin'Bodyのパフォーマンスは、これまで見たどの智哉よりもかっこよかった。あれから10年こつこつ積み上げてきた歌のスキルも、トレーニングで鍛えた身体で踊る格闘技を模した間奏の振付けも、ひとつひとつに、このTalkin'Bodyは、今だからこそできるパフォーマンスなんだ、っていう自信と確信があった。10年前の福井公演でのトラライのメジャーデビューシングルのデイリー順位発表を選曲理由に挙げてたけど、それって単なる「懐古」じゃないと思う。その過去と、そこからの年月を経てきたからこそできる、最新で最高のTalkin'Bodyだった。

「さあ立ち上がれ 何度も前を向け 欲しいものがあるなら」「お前とならまだ強くなれる そう身体が吼えてる」、ずっと大好きな歌詞です。歴史が重なるほど、大人になればなるほど、重みが増すフレーズなんだなって発見。私も、まだ強くなれる。あなたとなら。

 

シルバーウィーク、宮城秋田。

宮城前日、台風の動向を見ながら前乗りに予定変更して、仙台のホテルでおやすみラジオを見た。アーケードの多い街なので多少の雨は平気。宮城公演の会場、ステージ高くて後方でも真ん中に入れれば全然ステージ全体見えて、あの7階までの階段と柱さえなければ最高の箱なんだけどね。仙台は美味しいものも多くて大好きな街なので、また行きたい。

 

秋田の日は、一転して秋晴れの青空。

仙台のホテルでの朝をゆっくりめにしたくなって、ちょっと遅めにしたこまちで向かう。10年前の47でもパラの47でも来た会場だけど、記憶にあった近くのカフェは、1軒はなくなっていて、もう1軒はワークショップのため休業の看板がかかっていた。なんでもいい、生きててくれたら。

いつぶり!?ってくらいの2桁前半の整番。3列目くらいに入れたけど、それでも視界はある程度限定されるくらいのステージ高さの箱で、ただ物理的な距離はとても近くて、演者側の空気感が感じられるのが良かった。ステージに出てきたメンバーたちが「これ、お立ち台以外は後ろの子ほとんど見えない…!?」って察していく表情まで伝わってきた。好物。

この日はノックソさんのソロ、Perfumeの踊ってみたで、すごく良かったんだけど、きっとこれを踊ってる時にはもう、会場にいても見えない人が多いことはわかってて、歯痒かったんだろうとか想像してしまう。ちなみにですが私はノックソさんの女子振りが好きです。どこがって聞かれると、筋力の無さそうなところ、とか、およそ褒め言葉に聞こえない感じになってしまうので上手く語れないんだけど、あの踊り方の独特のクセ?というか味?って、他の人が真似しようとしてできるものじゃないって思うから、どうかノックソさんには一生ノックソさんでいて欲しい。

ところでなんですが、宝箱のくだりののっきゅんの胸きゅん台詞コーナーなくなったんですか?? 宮城で言った「一生食わしたる」が、あーーーーーそれ言える人しか言えない台詞だーーーーーと思って、超良かった。自分の扶養に他人を入れるのが嫌だから結婚願望はない、って言う人がいる時代に、ノックソさんってこういうこと言うし、言えちゃうキャラなんですよね。嫌いじゃないです。ていうか、好きです。

 

そういえば福島公演の日も、もともとは休日当番で仕事のはずだった。だからFC先行は山形だけ申し込んでて、山形が当たったら一般かチケトレで福島を取れるかやってみて、あわよくば2days、みたいな計画で、結果、無事に山形がFCで当たり、福島は仕事調整ついてチケトレで取れて、ちゃんと2daysになった。

福島。チケトレで当たった整番は、恐らくAの最後尾近く。郡山のライブハウス、何度か来てあまりステージが高くない記憶があって、通路を抜けて一番下のフロア後方に降りてみる。角度によってはかなり見づらいけど、まあ何とか、何も見えないで終わることはないでしょう、って位置を見つけて納まる。

本当に来ることにして良かった。福島は野崎さんがソロで、選曲はパンダドラゴンの「NA・NA・NA」だった。

この曲といえば祐矢プロ、って連想するオタク、いま何人残ってるんだろう。あの、水を得た魚という言葉はこういう時のためにあるのかって思わせるような、ぶち抜けて圧倒的に楽しそうに踊り狂ってた姿とか、特に推しではなかったのに思わず特典会のチケットを取ってNANANA良かったよって言いに行ったときの「あの曲いちばん得意なの!」って返ってきた子供みたいな笑顔とか、懐かしい。

野崎さんは、祐矢くんが福島出身なことは覚えてたとしても、NANANAといえば祐矢って認識までは特にないだろうから、その選曲は偶然だったんだろうと思う。でも、野崎さんのNANANA、すごく良かったです。そう、こういうオタクの動揺とか一切意に介さずに我が道を行く方でしたね。そこが良い。セニョリータにがなり入るところめちゃ好きでした。

 

北日本シリーズのファイナル、山形公演。

めちゃくちゃ楽しかった。山形もFCとはいえあまり良くない整番だったけど、ぷんちゃんソロなのでセンターを正面から見たくて、フロア後方できるだけ真ん中に行ったら、めっちゃステージ見やすい箱で感動! ステージそんな高い印象はないのに、なんでだろう?  めちゃ見えたね??

噛みつくように塞いだ口、答えなんていらない。

この日のぷんちゃんのソロ、「Hysteric Bullet」が最高で最高で最高で最高だったこと、ずっと引きずってる。冒頭からキャーキャー叫んで騒ぎ散らかした。選曲の衝撃もあるけど、イントロドンの時だけじゃなくて、演目中の振りのひとつひとつ、一挙手一投足がどの瞬間もあまりにも「かっこいい」のド真ん中を貫いてて、その度にキャーキャー言った。しかも、あの曲のスピード感で、あんなに正確に的を射抜きながら、全速力で走りっぱなしみたいなパフォーマンス。明らかに王国民の多い会場のボルテージ上がった悲鳴と歓声、客席の興奮や熱狂も共鳴させて全部パワーに変換したみたいな、物凄いステージだった。

昔やろうとしたけど難しくて断念したエピソードをMCで話してたし、今やからこそできた、って話は特典会でもしてた。キャリア十数年にしてこの向上心。気まぐれプリンスって、「進化する天才」で、もともと上手いダンスを今よりスキル上げるとか、自分で振り抜きして初出しの踊ってみたに挑戦するとか、今の全力の演目をツアーのソロ枠に組み込んでくることとか、こうやって走り続けるの、決して簡単な事じゃないと思う。あなたはすごい。推してて本当に幸せだ。こういう日のために私はこの人のオタクをしてるんだ、と思った。

余談だけど、この日は、それこそ10年前の47ツアーの頃からお世話になっているフォロワーさんと偶然近くで見てて、ソロ後のMCでのっくんが「ヒスバレはギリ令和?」って言い出した時、いやいやいやいや!?!?って一緒に反応できたのとかも楽しかったです。パラもやってたでしょ?、とか、もっと前にあおいくんがソロで踊ってますよね?とか、そんな話で盛り上がれる環境、当たり前じゃないと思うので、大事にしたい所存です。




気づけばすっかり秋になって、晴れた日も汗ばむことがなくなり、山形で北日本シリーズが終わる頃にはアウターが要るかどうか心配する季節になっていた。その間、「UNBALANCE BOY」が大好きでどうかここだけは変わらないで!って思ってたセトリ、なんのことはない、ずっと平然と夏だった。

東京も群馬2公演もチケットがない私は、山形が終わったら次にぷんちゃんに会えるのはハロウィン大メロで、そのあとFC限定ハロウィンイベントと撮影会があるけど、遂に、「次の47」は、富山になってしまった。



富山で待ってる。

でも、待てなくて良かった。

どの現場だって最高だし、自分で「私のターン」にしちゃえばいいんだ、って思えたから。

 

これからも、きっと待つ女は私の性に合わない。

私が行く現場は全部、ずっと私のターン!