(仮)

好きなことを好きなだけ語るためのブログ

2023.12.31-2024.1.1(MeseMoa.カウントダウンコンサート 「辰のお年GO!!!!!」)

カウコンの日のことを書きます。

 

年末年始全席指定席になった新幹線は、特典会や物販の時間が発表される前に予約してしまっていて、変更しようにも後の時間の便はどれも満席で、結局、かなり早めに新大阪に到着する。
でも、まだ11時にもなっていなかったのに、大晦日新大阪駅の飲食店街は、普通にランチ営業をしていた。京都の大好きな洋食屋さんは、新大阪駅にも支店があるので、まずはそこで美味しいご飯を食べる。

握手会の整理番号は、800番台。
横アリが終わって、年内にもう1回、カウコンの特典会でぷんちゃんと話せるつもりでいた。よく考えたら、その特典会が前年と同じ事前チケット販売の撮影会だったとしても当選する保証なんてないのに、当たる当たる大丈夫、と、勝手に。しかし、握手会、この整理番号だと、どうだろう。微妙かも。
脳内で計算するとき、無意識に自分の整理番号をまず9で割ってしまう自分に気づく。違うんだ、これからは5で割らなきゃいけない。しかも、前に何百人並んでいても3分の1は緑推しだと思って大丈夫だった時代は、終わってしまった。

過去にもカウコンやDDPで来たことのある会場だけど、エスカレーターで建物内を3階の会場まで上がっていく構造で、メンバーごとの特典会の整列させて効率よく進行させるのって結構大変だよなぁ、などと他人事のように考えて、整列中の逸る気持ちを紛らわせる。
自分の見える範囲では、最初の集合でちょっと混乱はあったけど、以降は比較的スムーズだった気がする。あの整番の私が残り10分でぷんちゃんのところいけたの、そのおかげなのではないかと思います。スタッフさんにお礼言いたい。ありがとうございます。

横アリから23日、その前の撮影会で最後にぷんちゃんと話してからだと、28日。
MeseMoa.のリーダー」になったぷんちゃんと話すのは、初めて。

「演目よりもリーダーとしての仕事の方が緊張する」って言ってたの、ぷんちゃんらしいなって思いました。この日は、ぷんちゃんがどんどん喋るので私はほとんど「楽しみ!」しか言ってないパターンの日で、あ、でも今日は、これ嬉しいかも、って思った。
なんていうのかな、早く見て欲しいんだろうな、って思ったんですよね。この人は、5人で頑張って作り上げた新体制のMeseMoa.のパフォーマンスを早くみんなに、イルミィに、見せたいんだろうし、それと、「リーダーになった気まぐれプリンス」を、早く王国民、水推しに見せたくて、それで、上がった直前動画のインタビュー( https://youtu.be/0Uo4r0jZmxY?feature=shared )の言葉も借りると「安心」させたい、し、それに、みんなの楽しんでる顔を見て安心したいんだろうな、と。

そんな感じだったので、年末のご挨拶的な部分はほとんど一言ずつみたいな感じになっちゃったんだけど、こっちが何か言う前に「来年も好きでいてもらえるように頑張る」が入ったの大変ポイント高いですね。今年好きだったのは当然の前提なんだな、合ってるけど。そういうとこやぞ、気まぐれプリンス。

 

私も早くステージが見たかった。
カウコンなんてもう長いこと、2階席や3階席でしか見た記憶ない気がするのに、今年の私のアカウントは頑張ってくれて、なかなか恵まれた席だった気がする(そのかわり?なのかどうなのか、聖誕祭2部がFC1次落選してて、死ぬ気でチケ発やる羽目になったのですが、それはまた、別の話。)。

まず、入場したときにちょっと吃驚したんだけど、セットが豪華なんですよね(失礼)。どう見ても、なんていうか、「急ごしらえ」の感じではない。
ちゃんとMeseMoa.をやるんだ、と思った。5人なら5人のMeseMoa.でも、それはなんていうか、言葉の選び方が合ってるかわからないけど、必要以上にパワーダウンする気はない、そのための準備はしてきたんだ、という、それは宣言なんだと思った。

 

1部、最初の曲がRabbit Jump!! だったのは、もしかしたら単純に2023年がうさぎ年だったからかもしれない。でも、無料配信が入った「たくさんの人に見てほしい」スタンスの2部の前に、リアルタイムでの配信がない1部の最初に「ふたりならばどこまでもゆける」「君がいればもっと強くなる」「だから、そばにいて」って言われるの、なかなかときめきます(動画上がりましたね!:https://youtu.be/16Ng0o9gX0A?feature=shared)
このタイミングの「だから、そばにいて」がどんな感じで来るのか、ドキドキしながら待ってたら、もう既にそばにいてもらえるって確信してる顔で、可愛くて笑っちゃった。大丈夫、そばにいるよ。

トークコーナー、あのお題たちの中で「気まプリ語録」を敢えて取りにいった推しが最高でした。いやあれは流れの中でのバランスからいっても、あそこでいったん気まプリ語録挟むの正解だと思うよ(推しに甘いオタク)。あと、経緯を含めて「ババババ?」、ありえん過去最高傑作だと思う。
そこからのタイムトラベル、やり残したこととしてロクブンノキュウ大阪公演の演目が組み込まれるの、愛だなって思いました。客席にもきっと、行く予定だった人が多かったんだろうと思う。シザーハンズ、夢かと思って見てたのですが、落ちた胸元の花を小道具にし口づけした瞬間、こういう瞬間があるから、この人の才能に恋に落ちる人生、心から悔いがない。見たか世界、これが気まぐれプリンス…!

1部の締め括りが「私は最強」なのも良かった。とにかく1部の時点で無敵に楽しくて最高のライブだ!ってなってて、私は最強、あなたと最強、ってモードでみんなで2部に臨めるの、すごく心強かった。

 

2部はまず、このタイミングで無料配信を入れるMeseMoa.が、すごくMeseMoa.らしくて、さすがMeseMoa.で、好きだなって思いました。
いま5人の新体制の現場に実際に行くのはしんどいけど、どうなっていくのか、行方は気になる、って人がたくさんいる時期だろうし、
それと、武道館とか横アリとかを経て思ったこととして、MeseMoa.というグループって、普段自分が生息しているところ(程度の差はあるけど、基本的にXというかTwitterのTLに常駐してて、コンスタントに現場に通ってるし遠征もわりと当たり前な人たち、または少なくともそうだった時期がある人たち)からは見えないエリアも含めて、もっと大きく広く薄く「知ってはいる」「興味はある」みたいな層を抱えてるんだなぁ、というのがあって。それは色んなパターンがあって、例えば、ニコニコで昔見たみたいのもあるのかもしれないし、例えば、パンダドラゴンの先輩として知ってるというのもあるかもしれない(完全に余談だけど、横アリのすぐ後のパラゴンのライブハウスツアーの現場で、MeseMoa.の横アリのトレカ持ってる子が結構いて、それも特にMeseMoa.に特定の推しがいるとかじゃなく、その日の気分で今日はこれスマホケースに入れてきたみたいな、なんていうか、カジュアルなコンテンツとしての楽しみ方?をしてるっぽくて、ほう!新鮮!ってなった。)。
9人グループだったMeseMoa.が4人卒業して5人体制になって、その一発目の大きなライブが無料配信で気軽に見れるってなったら、恐る恐るでも興味本位でも怖いもの見たさでも、色んな目線で、とりあえず見ようって人は、たくさんいておかしくないと思う。
それを置いていかないし、取りこぼさない覚悟。それぞれ色んな、本当に色んな、全然違う重さと種類の気持ちの目線を、全てまるごと受け止める覚悟と自信がある。それだけのものをここまで作ってきたんだなって思った。その懐の深さと気概がすごく好きです。MeseMoa.って「こう」だよなぁ、という感じがする。

この2部のYouTube配信はアーカイブあるので(https://www.youtube.com/live/kmVRW3VHUj8?feature=shared)、
何度も見返してしまうんだけど、どこから……というくらいとにかく見どころが多くて困る。

1曲目サクラサクラブ、ベタだけど嬉しかった。「変わりゆくものばかりで、でもたったひとつ変わらぬ愛がここに」、あのロクブンノキュウですごく響いたフレーズが、そこからまた時間が経って、また大きく状況が変わった今、敢えて繰り返し歌われること、個人的にすごく嬉しいし、物語として美しいと思いました。この曲が出た当時は、気持ちが離れてしまった恋人を、コロナ禍で現場が減って遠ざかったファンに重ねて「もう一度」って歌ってるのかも、とか思ってたなぁ。時代を経て歌われることによって、歌詞に新しい意味が重なっていくの、素敵なことだなって思わせてくれる曲になりました。
メドレーになってた楽観烈破もそうで、むすめん。時代の全国47都道府県ツアーの頃、「楽して進化するアイテム 落ちてませんな」「棒立ちは‪✕‬(バッテン) 苛立ちも‪✕‬(バッテン) 楽観的に行きましょか」って歌詞は、実際その頃の彼等の話だったのかもしれない。でも、当時彼等を好きになったばかりだった私は、まだ今の仕事に就いて駆け出しで、途方に暮れることも多かった時期で、そんな自分のテーマにもしてた。懐かしかったし、いまこのタイミングでこの曲をセトリに入れようってなったこと、すごく嬉しい。もう1回、一緒に頑張ろうね。

メドレーといえば、殺生石セッション。あのーーーーーーー他推しの激単推しですが本当にすみません、そろそろこの曲のとみたんの話、してもいいですかね……?
MeseMoa.のシングル表題曲の中で、1、2を争う好きな曲です。歌詞や曲の展開も振付けの構成もドラマティックで、当時ホールだったリリイベで初めて見たとき、1曲でミュージカルの舞台1本見たみたいな感動と興奮させてくれる曲だと思った。それは、やっぱりとみたけさんという人があってこそ、っていうのは、ずっと思ってる。
この曲、その日とみたんがどう歌うかによって、全然違う物語になる気がするんですよね。妖艶なのか獰猛なのか、悲しくも美しい恋の話なのか、ボロボロになりながらも運命に抗って戦い抜く獣の話なのか、弱い人間の性を歌う話なのか強い戦士の話なのか。そして、あのラストシーンで死ぬのか、そうではないのか。全部のストーリーのver.見たことあって、全然違うのに、それぞれ全部「とみたけ」だった、多分(「多分」って言ってしまうのは、他推しである自分の解像度にいまいち自信が無いせいです。間違ってないと嬉しい。)。このカウコンの殺生石セッションは、強いとみたけだ、って思いました。強くて逞しい生き物だった。
ショートver.になってもメドレーになっても、力のある曲だなって思います。リアルアイドルプロジェクトのTV出演もこれだったの、すごく良かった。

あと嬉しかったのは、White Wolfとか君宿りとか、スキル全力のMeseMoa.の最新曲が、5人ver.で完成しためちゃめちゃかっこいいライブパフォーマンスになってたこと!
このあたりの曲、発表された時期も時期だったし歌詞も歌詞なので(あとMVもMVだったので)、色んな解釈とか考察とか感情とか乗ってしまう曲だし、それはそうなんだろうと思う。けど、自分にとっては、まずただ歌って踊る推しがかっこいい、という理由だけで大好きな曲です。気まぐれプリンスって本当に天才だと思うんだけど、この振りはこう踊るのが最も映える、このポーズはこの角度この位置が一番かっこよく、美しく見える、その最適解、しかもそれが独創的な解で、毎回「そうくるのか最高!」を常にはずさない。何年推してても、この「これぞ気まぐれプリンス」っていうパフォーマンスのポイントがブレないから、いつまでも宇宙一の推しなんだよなって思う。
ソロのMercury eyesもめちゃくちゃかっこよかった。老舗アイドルになってもリーダーになっても、「歌って踊ってかっこいい」で勝負し続ける、そしてその最高位に君臨し続けて譲らない推しが大好きです。

新鮮!竜宮城RENBOも最強だった。上で殺生石セッションを「1、2を争う」って書いたんですが、むすめん。時代を入れると、勿論、この曲がシングル表題曲ぶっちぎり不動の自分的1位。
明るく楽しい曲調で、ライブで盛り上がれてコールも振りコピもできて、ちょっとトンチキ路線なのに、ちゃんとかっこよくて、スキルは歌もダンスもしっかり見せてくれて、ちょっと(……ちょっとじゃないですね。かなり。)色っぽくて、でも実は泣かせる良曲で、私の中のめ。って今もこのイメージ、みたいなとこがある。それは、きっと自分がむすめん。を好きになってから最初に発売されたシングルがこれだったのが大きいと思うし、それはあくまでもむすめん。であってMeseMoa.のイメージとは違う、って言われてしまうかもしれない。でも、ずっとライブの人気曲なの嬉しいし、この曲は5人になっても絶対やってほしいと思ってたので、新年明けて早々に見られたの本当に嬉しかった!
推しの歌割り、特に落ちサビがねーーーーーーいつ聴いても最高なんですよねーーーーー。大好き。
お立ち台のぷんちゃんがめちゃめちゃ楽しそうに客席を見てたのも嬉しかったです。
あなたのオタク、幸せだよ。

 

平成パラダイムチェンジは、
情緒のないことをいうと、イルミラクル奈良か、横アリのアンコールか、カウコン、のどこで来るか3択だと思っていた。ので、もうここしかないなと思ってました(ヨーソロー!の5人ver.も、その意味では似たような感じだった。)。

それって裏を返せば、彼等が、「次の時代」へ進むの、というか、「次の時代へ進むよ」ってオープンにするの、を、ギリギリまで「待ってた」ってことでもあると思って、
置いていきたくないんだな、って思った。まだ気持ちがついていかない人のことも、ギリギリまで置いていきたくないし、配信のアーカイブがあるということは、これからも好きなときに見られる、つまり、まだ「待ってる」、いつでも待ってるよってことなんだろうと思う。

私自身は、どんどん前に進むところが見たい、走り続けるMeseMoa.が見たいと思ってる側の立ち位置のオタクなのですが、
そうですね、引き続き楽しそうにオタクしてよう、って思ってます。残ってるオタクが楽しそうに船に乗ってれば、いつかまた会える人もいるかもしれない、と思ってるので。


時代を経て繰り返し歌われることによって歌詞に新しい意味が重なっていくこと、
歴史だなあ、これまでの歴史全部がこれからの武器になるんだなって思います。
だから、「どの時代のMeseMoa.も最高である」の、正しいと思った。すごく。

あの台詞、「一緒に行こう」って言ってくれるところがやっぱり大好きで、
あーーーーずるいな。あなたと一緒に行きたい。これからの時代も。

 


2部が終わって、どうしよう最高すぎた、と思いながらホテルの部屋に帰ってきて、余韻が覚めないうちにパンダドラゴンのCDTV出演の時間になって、楽しく大騒ぎしてそれが終わって、

こんな年末年始、絶対予想してなかったなって思った。
こんなにカウコンが最高最強で、終わって戻ってきたら同じ事務所の別の推しグループがTVに出てるみたいな、こんな、めちゃめちゃ楽しくて幸せで、これからの未来にわくわくした気持ちで2024年を迎えられるって、数ヶ月前まで全然想像してなかった。

この1月は、これから、気まぐれプリンス聖誕祭があって、
パンダドラゴンのツアー追加公演が豊洲PITであって、その週末には撮影会で、
その次の週にはMeseMoa.の新体制になって最初のシングルが発売、2月3月にかけてリリイベがある。4月にはツアーが始まる。

その全部、一緒に行けること、新しい景色を見られること、同じ時代を生きていけること、が、すごく嬉しい。
一緒に行こう。ね。

 

 

今年もよろしくお願いします。


2024年1月
ロビ