(仮)

好きなことを好きなだけ語るためのブログ

山形京都横アリ他、「止まらない」日々の話

そこまとめて書くのかよって感じですが、私にとっては、ひとつづきの世界です。
パンダドラゴンの話、少しだけ白服さんの話、ぷんちゃんの話をします。

あ、おもちゃばこツアーのセトリネタバレ普通にあります。

っていう、いつもの日記。




2023年11月25日・26日、
パンダドラゴン ライブハウスツアー「おもちゃばこ」の
私にとっての初日、山形公演2days。

この会場のライブハウス、何度か来たことがあって、すごく好きです。
大きなキャパの箱じゃないのに段があってステージも程よく高くて、後ろの方の整番で入っても見える。あと、音響も聴きやすい?気がする。
今回の山形公演は、2日とも1部はFC先行1次の抽選で当たったのに、2部が両方ダメで、一般で、MeseMoa.のツアー福岡公演に向かう途中の空港で、鯖落ちと回線と戦いながら戻りを数十分拾い続けてどうにか取れたチケットだったので、見やすい箱でほんとに助かった。

ここに来るのは約1年ぶりで、前回は、パンダドラゴンの5人でのライブだった(※参考過去記事 : https://lovi-y.hatenablog.com/entry/2022/12/29/183523 )。

その同じ場所での6人のライブにたどり着けたこと、嬉しかったなって思います。
時間は前にしか進まないから、無かったことになるわけでは勿論ないし、というか、少なくとも私はしたくない。あの時期5人が、色んな感情や興味の目線を向けられながら笑顔で戦い続けてた姿、それをこの目で見られたことも、それはそれでとても、自分にとっては大切な思い出なので。
でも、取り返せるわけではないけど、同じ場所での大切な素敵な思い出がまた増えていくことは、すごくすごく嬉しいことだと思った。

「おもちゃばこ」ツアー、
まず、リード曲的な扱いだと思われる2部の1曲目「ない♡Night」、めっちゃ好き曲になりました。「おもちゃ箱みたいな 飽きない恋をしよう」って、本当にパンダドラゴンそのものみたいな歌詞だなって思う。セットリストの大半を当日くじ引きで決めるという恐ろしい構成、ちょっとパラゴンにしかできないんじゃないか。パンダドラゴンってほんまにあほだよなと思う、そんなあほを全力でやれる地力が大好きだ。
あと、「簡単に言えるわけない」「簡単じゃないって知ってる」からの「ならばこれだ」、明るくポップな曲調で、笑顔でアイドルに世界の真理を歌ってしまう彼等の美学がすごく好き。

それと、この曲のライブパフォーマンスを見るためにツアー行けるだけ行こうと決めたと言っても過言ではない、通称ラブスナ、正式名称「L♡S ~ドキッ!?闇夜の愛♡狙撃手~」。めちゃめちゃめちゃめちゃ好き!!!!!!
長めのソロを繋いでいく歌割構成、6人それぞれの見せ場、聴かせどころをがっつり堪能できてすーーーーごい楽しいです。あづくんの「孤独はプライスレス だから愛は勝つのよ」の歌声の説得力、ラスサビのファルセットの激情、好みすぎてつらい。「薔薇色のマグナム」の歌割がたみさんなのも、「I don't miss my aim」がぱっちくんなのも解釈一致すぎます。なるきくんがこういう曲で色気を見せることを楽しそうに歌ってるのもほんと好き、アウトロのスキャット毎回大好きで拍手喝采してる。
振り付けもめっちゃめちゃ楽しくて、勿論たいがちゃんと、あと助演男優賞なぎちゃんが天才なんだけど、全編通してチームパラゴン!!!!!っていう仕掛けがふんだんに織り込まれてるのも見てて胸が踊る。個人的なお気に入りは、1番でたいがちゃんとぱっちくんがジャンプで飛び越えて前に走り出てくるところです。
一瞬たりとも飽きさせてくれなくて、いまいちばん見たいパンダドラゴンだし、私の2023年DD楽曲大賞はこの曲です。大好き。

抽選で山形1日目に見たGブロックは、
キラリペダル→SPEECH→NEO TRAVELER、という曲順で、
誰がどうやったらこんなブロックが組めるのかと思いますが(特典会であづくんに各ブロックの曲はどうやって決めたの?って聞いたら「それもわりとランダムだった気がする」って言われました。全然信じられない…。)、
個人的な、ほんとに個人的な、私にとってのこのブロックのテーマは、「諦めない」だなって思いました。ごめんな号泣して。

例えば、自分みたいに、もともとMeseMoa.とかそのメンバーのオタクでオーディションからパンダドラゴンを見てきた人で、今も両方の現場に通って兼オタしてる人って、もうほとんど絶滅危惧種なんだと思っていて、
私自身は、それはいいことだと思っている。チームパラゴンが頭も身体も心もフル回転で必死に走り続けて、新しいファン層を拡大してきた成果は素晴らしいし、高く評価されて然るべきだと思うし、
その結果、MeseMoa.の現場で育った自分にとって「刺さる」供給ばかりではなくなっていくのは、正しいことだと思う。

 

それを寂しいと感じない、というところに、たどり着けたって思った。やっと。
自分はこのチームの戦略のメインターゲットじゃない。もう「狙われて」いない。でも、それがどうしたというのだ。好きなものを好きなだけ好きでいる。私にとっては、それだけの話なんだ、と。
私は、パンダドラゴンが、チームパラゴンが、パラゴンのライブが、やっぱりめちゃめちゃ好きだったし、大好きなので、自分の好きを大事にして、これからも自分の好きな分だけパラゴンのオタクしよう、って思いました。
それが私の「諦めない」だな、っていうのが、山形の総括的な感想です。SPEECHの次にネオトラが来たとき、会場めちゃ沸いてた記憶で、その日のSPEECHのパフォーマンスがまた物凄く良かったんだけど、そこでピンと張り詰めた空気がネオトラで爆発するのがわかって、嬉しくてボロ泣きしてしまった。行ってよかった。

翌週の12月2日、京都公演は、結局最後まで、2部のチケットが取れなかった。
トークメインの1時間公演の1部だけ観るために京都まで行くか、山形を観るまでは結構悩んでたんだけど、
山形を観たら、いやいやいややっぱり京都も行かなきゃ、となって(あと、セトリのローテ的に京都1部はラブスナをやるだろうということに気づいてしまったので)行ってしまって、でも、後悔していません。ちゃんと良い日だったので。

2部をやってる時間に、パラゴンの現場で仲良くしてくださっているフォロワーさんたち(みんな2部のチケット取れてなかった)と、自分が京都で暮らしてた学生時代からずっと大好きな洋食屋さんにご飯を食べに行ったの、不思議な気持ちでした。自分の人生で大好きなものたちの中で、ああそことここの世界線交わるんだ、みたいな。あったかくて、楽しくて、不思議な気持ち。
この場を借りてお礼しておきます、一緒に来てくれてありがとうございました。あの時間ひとりでいたら、流石にもうちょっと2部が観られないことに落ち込んでたと思う。あと単純に、TLではなかなかできない話が好き放題できたの楽しかった。

特典会であづくんに「次は横アリで!」って言ったのは、要するに意地悪です。ははは。怖いなぁ先輩のオタク!
でも、オープニングアクトとはいえ、横浜アリーナに立つパンダドラゴンを見るのが純粋に楽しみだったのは確かだし、
先輩の大きな舞台の大事な公演に出演することについて色んなプレッシャーがあるのはわかってるつもりな立場から見ても、それに負けるようなチームじゃないと思って推している。ほんとだよ。

オープニングアクトの選曲予想を裏でやってたとき、多数票は「パLIFE!パLIKE!パLOUGH!パLOVE!」だったしまあそうだろうなとは思ってたんだけど、実際あの場でこれやるとしたらどんな感じでやるんだろう(「みんなは何が好き?」で推しの名前叫ぶコールとか)、っていうのはすごく興味がありました。
これだけバズった楽曲を「知っている人がいたら一緒に踊ってください」って曲振りしたぱっちくんがすごく、なんていうか、ぱっちくんだった。オープニングアクトって、客側からしたら見ても見なくてもいい、真剣に見ても流し見してもいい、座っても立っててもいい、演者からしたらシビアだよなってつくづく思う。あの曲振りで胸がぎゅってなって、立ち上がってしまった。



京都から帰ってきた翌日、12月3日。
横アリ前最後のMeseMoa.の撮影会で、ぷんちゃんと話した。

ぷんちゃんは、
上手く言えないんだけど、少し前から、特典会とかで話してる感じがすごく、大人っぽくなった、ような気がする。
全然上手く言えないんだけど、「人と話をした」っていう感覚?感触?みたいなものが私の中でしっかり残るようになった、というか、あっえっと、今まで推しを人だと思ってなかったとかじゃないです、言葉がちゃんと伝わってるって思えるようになったし伝えてくれることを受け取れたって思えるようになったっていうのはもっとずっと前からで、でも、
言葉の深さとか重みとか、そういうのがまた変わったような気がする、って思ってる。

これは強欲なことだと思ってるんだけど、
どんなアーティストも言う「大切なファンのみんな」って言葉、
私にとっては、ぷんちゃんの言うそれだけは、意味が変わってしまう。
ぷんちゃんの言う「大切」にだけは、自分も入っていたい、と思ってしまう。

みたいな話をしたら、何を今更?という顔で、「もちろん」って言われて、泣きたくなって、
ああなんか、いい加減ちゃんと信じよう、ちゃんと受け取れるようにオタクしよう、って思いました。
それを「自分は言葉だけじゃない、体現したい」って言われて、まじ宇宙一かっこいいなこの人と思った。ので。



12月8日、横アリの日のことは、

いやぁどこから書いたらいいんですかね、長い一日だった。長くて、とても特別な、でもいつもの現場の、大切な一日。

朝からグッズ販売に並んで、約束していたお取引をひとつずつ終えて、
いつものようにループはしないから、ライブまでかなり時間が空くので、移動して、奈良公演のために花冠にしていたネイルをもっとシンプルな水色に変えてもらう。
ネイルのお店に行くと、色指定から推しの話になることがわりとあって、今日はこのあと横浜アリーナでライブがあるんです!って言えたの嬉しかったし、もしかしてパンダドラゴンの名前を知っていたらと思ってその話もしたら、+200円で左右違う色にできますよ?って言われて、一瞬、真剣に動揺した。このネイリストさん、めちゃめちゃ商売上手だと思う。次に横浜に来ることがあったらまた行きたいです。

5時間以上は空き時間があったはずなのに、ネイルしてご飯食べてお昼寝用にとったホテルで少し寝たらあっというまだった。案外バタバタと会場に戻る。約束もあったし、スタフラの写真も撮りたかった。スタフラ、色ごとに固めて置いてあるのありがたかったですね。水色のお花の前で王国民に会えて嬉しかった。
でも、オープニングアクトを見逃す訳には絶対にいかない。慌てて席に着いたら、

やっぱり、幕張メッセのとき(※参考過去記事: https://lovi-y.hatenablog.com/entry/2021/05/03/131638 )と同じような位置だった。

チケットのダウンロードをして席番を見てから、ステージの設置パターンの予想を見比べて、たぶんそうだろうな、とは思ってたんですよね。
メインステージ上手側アリーナ席、メインステージは横から見る、センターステージは、たぶん背中を見る。

上で参考で上げた記事をいま自分で読み返したら、幕張のときも「思ってた以上にステージが近い」って自分は思ったし言ってたらしい。けど、

けど、

パシフィック展望台の「前よりもっと君が近くに見える」、
すごい歌詞ですよね。なんでそんなこと、このときからわかってたんだろう。

MeseMoa.というグループは、こんなに大きな会場になるほど高く昇り詰めて尚、
というか、高く昇れば昇るほど、客席とステージの気持ちの距離が近いと思える、そこが本当に奇跡みたいなアイドルだと思う。
幕張メッセよりも武道館、武道館よりも横浜アリーナの方が「近い」って感じるなんて、なんて幸せな奇跡だろうと思って、
それはきっと、大きなステージに立つときに、いつも彼等が「一緒に叶えた夢」だと思わせてくれるからなんだと思って、
なら100で白服さんの言ってた「ぷんちゃんの夢はみんなの夢」、ほんとに名言だなって改めて思いました。

夢を共有すること、それってほとんど、アイドルの全てなのかもしれない。

実際、ステージの作り方とか外周や客降りとか、それに私やっぱり大好きなんだけど、気まぐれプリンスソロ曲気まぐれプリンスの、あのアレンジ!
「ぷんたに捧げるラブコール」ってコールが入る部分で、音を消して、コールを聴かせることに全振りした演出、控えめに言って衝撃でしたね。ねぇあんなのありなの!?
思わず爆笑して、これ考えた人もやってしまう人も大好きだと思った。

近くに、そばにいる、って気持ちを形にして、それがちゃんと感じられるような演出になってるところが、ほんとにMeseMoa.らしい、MeseMoa.にしか作れない横アリだったなと思って、良いライブだった。めちゃめちゃ楽しかったです。
センターステージの背中を見る位置になったPolarisも陽之鳥も、背中を押そう、背中を守ろう、って気持ちで観られて、自分がそう思えたのが嬉しかったし、こんなに大きな会場のどこにいても物理的に離れてても、こんなにたくさんメッセージを受け取れるんだって事実に感動したりときめいたりしてた。Shadow Kissのキスの行方、らぶちゅのセンター花道でのスーパーアイドルな投げキス、Flower Windの「愛してるよ」、れんぼのラスサビ。
ここで水色を全力で振れたこと、一生忘れない。

私は、
今回卒業しないメンバーの「激単推し」で、
「9人のMeseMoa.」にそれほど強い思い入れがあったオタクでもない。

それでも、むすめん。もMeseMoa.も、「白服さんが作ったグループ」だと思ってたし、
白服さんのチームだとずっと思っていたかった。

他推しから見る白服さんは、
ステージではいつも完璧にアイドルで、横アリでもすごく綺麗な顔をしてたなぁと思う。ソロ曲の最後のセリフ、この期に及んでびっくりするくらい綺麗な顔で言うんだなぁって、モニターの大画面に冷静に見惚れてしまった。

白服さんのお手紙のとこだけ、少しだけ泣きました。
私がここのオタクになる最初の一歩は、本当に何気なく、Youtubeの関連動画か何かで流れてきてたまたま見たperfumenの動画の白服さんだったので、
こんなに幸せな人生に連れてきてくれて、ありがとうございます。




白服さんの卒業が発表されてから、
新体制のリーダーは推しになるのかな、というのは、ずっと考えてきた。

三郷のビール屋さんでその話したのは、DDP埼玉公演のときだから、去年の夏ですね。
めちゃくちゃ罰当たりなことを言うけど、「推しがリーダーになったら」についてのそのときの率直な私の感想は、「つまんなくなるなぁ」でした。
……つくづく自分のことしか考えないオタクで本当に申し訳ない。私が当時、不安だったのは、グループの行方でも推しの負担でもなく、「あの真面目な人が生真面目にリーダーなんてやったら、自分にとって楽しい供給は減ってしまうのではないか」だった、要するに。

気まぐれプリンスの、
「そろそろ演出の先生に怒られる」って笑うくらい自由自在な振りアレンジが何より好きだ。エスカレートしてひとり別物になってしまう天才的なダンスが好き。どんなステージでも一瞬で自分のものにしてしまうアイドル力とライブパフォーマンス、エンタメの神様に愛された才能が好き。無料で見られることがいっそ腹立たしくなるくらいサービス精神に溢れたおやすみラジオの企画力が好き。そのときの気持ちや考えてることを好きに話してくれる回も大好き。最近顕著になったなぁと思う「王国民」「水推し」への愛情表現がほんとにほんとに大好き。

「リーダー」になることによって、この人の、自由度、みたいなものが、もし減ったりしたら自分にとってはつまんなくなるな、と思ってた。

でも、
多分ロクブンノキュウ、というか、その前の肉フェスで6人でのライブパフォーマンスを見たときに、
ああ大丈夫だ、って思ったんですよね。
リーダーになったぷんちゃんも、きっとめちゃめちゃかっこいいな、大好きだな推せるな、と思えて、
だからそこからは、この人と一緒に生きる未来がすごく楽しみになった。

 

うーん、もうちょっと心配したり、不安になったり、した方がいいのかな。
ごめんな、私は楽しみの方が大きい。もちろん、うまくいく保証なんてどこにもないけど、でも、その旅をこれからも一緒に行けることに、とてもわくわくしている。
カウコンも新曲もツアーも、全部見たことない景色で、それを一緒に見られることが本当に楽しみです。

推しがリーダーになっても、
私は多分、ライブに行けば推しロックオンカメラしかできないし、優等生なオタクになれるわけでもないし、あとまあ前述のとおりパラゴンと兼オタすることも諦めないし、

これからも変わらず、好きなものを好きなだけ好きでいる。





横アリの翌日、新しい鞄が届いた。

去年、パンダドラゴン47都道府県ツアーのときに、ライブハウスの現場用に肩がけの鞄を買ったんだけど、
47都道府県ツアーとロクブンノキュウで容量いっぱい詰め込んで酷使し続けてたらファスナーが壊れてしまって、
山形と京都までは騙し騙し使ってたんだけど、ついに無理だなと思って、新しいの、今度はリュックを買ったんですよね。
サイズ表記は確認してたけど、実際届いたらペンライトもほんとギリギリすっぽり入る感じで良かった。

青森には、これを持っていく。これからの、いろんな旅にも。